葬儀に必要な費用
葬儀を執り行うときに気になるのは、必要となるトータル費用という人はかなり多いのではないでしょう。式場に必要となる金額や葬儀を執り行うために必要なものだったり、会葬者をもてなすための飲食接待費などあらゆる費用をトータルした金額をチェックしたり比較して判断する必要があります。
一般葬となればかなりまとまった金額になるので、頭を悩ませることが多いですが葬儀は支出だけというわけではありません。参列者が多くなると飲食接待費の出費も増えますが会葬者が増えることにより、香典の金額も大きくなるので実際には自己負担はそれほど大差はないというケースもあります。給付金や保険料で負担を軽減することも可能だったりと、一般葬だからと言って必ずしも金銭面の負担で頭を悩ませるばかりというわけではないことは確かです。
もちろん規模やプラン内容だけではなく、葬儀業者により金額に違いが生まれるので複数に相談したり見積もりを取ることも大切です。
葬儀における祭壇の役割とその種類について
葬儀を行う上で会場選びや形式など取り決めなければならないことは沢山ありますが、その1つの中に数えられるのが祭壇です。祭壇とは神や精霊、そして故人に供物を捧げるためのものであり葬儀会場においては正面に設置されます。遺影写真を飾って、供物を捧げて故人を供養するという意味合いを持ちます。
宗派によって壇の形式・種類が異なっており、仏教式において一般的とされている形式が白木で組まれた壇です。日本で行われる葬式では、多くがこの白木で組まれたものとなります。続いて神道における葬式に用いられるのが神式であり、設置した壇の前面に供物を並ることが多いです。
キリスト教の場合は一番上に十字架が設置されていて、生け花を飾るものの供物は置きません。故人や遺族の要望を取り入れた、花で飾ったものも近年は主流となりつつあります。葬式も壇も多様化しつつある現代では、提供する企業の方もさまざまなデザインを用意し対応しています。